靴磨き選手権大会2024もいよいよ大詰め。11月9日、10日の大阪決勝を残すのみとなりました。
例年、東京が決勝の地として選ばれていますが今年は大阪、冬の陣!昨年予選会が実施された阪急梅田本店にて開催されます。大阪で最も良い立地と言っても過言ではない、つまりアクセス最強、優勝者を決めるに相応しい場所です。
この記事では決勝大会の全体像を改めてご紹介すると共に一つの楽しみ方をお伝えしていこうと思います。
大阪決勝の概要
場所とスケジュール
大阪決勝は 11/9(土)、11/10(日)の2日間で行われます。
場所は「阪急梅田本店 9階 阪急うめだホール」です(詳細なアクセス情報はこちら)。
前述の通り大阪のド中心部にあるので、Google Mapなどで検索して来場いただければと思います。
次にスケジュールですが、以下の予定で進められます。
すでにご存知の方は「予選と同じ」とご認識ください。それでOKです。
- 1日目は1回戦のみ。2日目に進出する6人に絞られる
- 出場者12名がA〜Cの3グループに分かれて、13:15から競技が進行。誰がどのグループになるかは前日18:00からの組み合わせ抽選会(公式YouTubeライブ配信予定)で発表
- 2日目はまず各グループ2位3名による敗者復活戦が行われます。この勝者1名と前日グループ1位通過者3名の計4名による決勝戦が実施されます。
- 決勝戦は異なる靴を2足磨き総合点で競う特別ルールが適用され17時から結果発表。
大阪決勝の見どころ
江戸屋謹製の世界最高品質の靴ブラシやシューズバッグ、磨き布など大会限定グッズを手にいれるラストチャンス。基本的には以降ECでの販売予定はありませんので、是非ご来場ください。
その他の見どころについては散々予選の歩き方記事で言及しているので大きく割愛し、最後に決勝進出者12名をご紹介するにとどめようと思います。買うものは買って、会場限定イベントを楽しんだら、ただただ12人の最高の靴磨き職人の戦いを見届けましょう!
選手紹介
No.5 熊田 圭一郎
熊田靴店の店主。写真は看板わんこの「殿」とのツーショット。昨年3位で実力も折り紙つき
No.12 上田 那央樹
磨きすぎで体を傷めてしまうほどのハードワーカー。決勝会場のすぐそば、メンズ館でも磨きを行っており実力に加え地の利もある
No.17 小川 恭生
勝つべくして勝った感が一番あると感じます。丁寧な靴の扱いと他の選手とは異なるプレゼンテーションスタイルはより際立って見えます。
No.23 冨樫 輝好
GMT所属、サラサラヘアーがトレードマーク。12年以上の経験値は伊達じゃない。
No.27 西岡 ぺこ
姫路に店を構える人間国宝さん。元料理人らしく、王道でいて自分らしいアレンジも加えてくる、スパイスの効いた磨きが特徴。勝負靴のアーチケリーを履いて決勝に挑む
No.31 齋藤 源太
靴磨き歴1ヶ月の驚くべき新星(名鑑より)。溢れ出る情熱で決勝のチケットを勝ち取った姿が印象的。
No.33 有薗 真也
Brift Hの創設メンバーであり、今はお肉屋さんとの二刀流。一見して何が何だか意味がわからないところから面白い。靴の特徴を捉えた磨きの説明にはすごい熱量があります。
No.34 鈴木 友生翔
R&D シューケアマイスター工房で日々鍛錬を重ねる。今年の大会で初めてアトマイザーを使った火付け役。靴の構造を見抜いたきめ細やかな磨きに注目
No.37 松田 慎也
大阪市福島区に店を構えラーメンをこよなく愛する磨き職人。なぜか靴磨きにラーメンに関する動作を取り入れるパフォーマンスは必見
No.39 相賀 善博
コードバンを巧みな技術で磨き上げて予選を勝ち抜いた技巧派。気持の入ったプレゼンは説得力の塊
No.55 新井田 隆
言わずと知れたBrift Hの屋台骨。圧倒的な経験量で磨きのアプローチを瞬時に構築する分析力は圧巻。連覇を狙う前年覇者に隙無し。
No.58 濱岡 洋
Brift STAND代表。細かすぎる設定の作り込みには驚くべきものがある。決勝での仮想顧客に注目
どの選手も言葉より雄弁に磨きで語ってくれるはず。ご関心のある方も無い方も、老いも若きも輝ける一瞬をこの戦いの結末を見届けるべく、ぜひご来場くださいませ。
KIEKO